特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」感想

「一生分の鳥が見られる」

国立科学博物館で開催された特別展が、大阪でも開催された。
絶滅した鳥や、聞いた事の無い鳥から、カラスなどの身近な鳥まで、400点以上の鳥の標本が集結した、かなりボリュームのある特別展だ。
 
特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」
その感想をここに書いていこうと思う。

開催概要、会場内の様子は?

会場:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
開催期間:2026年3月14日(土)~6月14日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(ただし入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日・5月7日(木)
ただし3月30日(月)・5月4日(月・祝)は開館

行き方

会場はOsaka Metro御堂筋線「長居(ながい)」駅、南改札口3号出口から東へ約800m歩いた所にある。
駅から出た後は案内看板や、長居公園内の太い道に沿って歩いていけばすぐに会場に辿りつけたので、道に迷う心配はなかった。

会場にはお手洗いが無いので、博物館に行くまでの道にあるお手洗いか、博物館の外階段から入ってすぐにある二階のお手洗いを、事前に利用するのをお勧めする。
しかし二階のお手洗いは二人分の便器しかなく、小さい子が集団で利用する事もあるので、タイミングによってはかなり待つ可能性がある。

チケット購入

当日券は大人が1800円、高大生が1500円(生徒証の提示が必要)、小中生700円。
会場前にあるチケット売り場は、当日券を買う人と、それ以外の人とで並ぶ列が分かれる。
 
前売り限定の図録付きのチケットを事前に購入していた人は、ここで図録を貰う事ができる。
図録は袋なしで渡されるので、展示を見る時に手が塞がるのを防ぎたい人は、事前に図録が入るトートバッグ等を用意しておくと便利だろう。

会場内の様子は?

今回の展示では、生き物に興味を持った子供を連れた親子連れと、相当な鳥好きと思われる人が目立った印象を受けた。
聞いた事も無い専門用語を交えた会話をしている二人組や、綺麗な標本の写真を撮る為に一眼レフを持っている人も見られた。
 
展示物の撮影は可能だが、フラッシュ撮影や動画撮影は禁止されている

会場内は照明などの都合で写真が暗くなりやすい場所があり、鳥の羽の色の鮮やかさが半減してしまう場合があるので、スマホで撮影する人は、写真を撮る際のカメラの明るさ等の設定を変えてみるといいかもしれない。
今回私はiPhoneで撮影しているが、フィルタの設定を変えるだけでもかなり印象が変わった。

(撮影機器:iPhone13 左フィルタオリジナル、右フィルタビビット)

会場はさほど大きくなく、鑑賞時間は約1時間半程だったが、展示物の情報の密度がすごかったので、とても満足感のある時間を過ごす事ができた。

私が印象に残った所

鳥の名前は難読漢字が多い

突然だが、あなたはこの鳥の漢字を読めるだろうか?

1、小斑奇異鳥
2、花魁鳥  
3、公佗児

展示されている鳥の標本には、それぞれ何の鳥かを説明する為に、和名、学名、簡単な鳥の説明が書かれたプレートが設置されている。
鳥の名前を隣に、その鳥の漢字も書かれているのだが、普段カタカナ表記が多い鳥の漢字は馴染みがなく、読めないものが多くて、漢字を見ているだけでも「へ~こう書くんだ」という面白さがあった。

タカ目標本オールスターズ

展示の後半にある開けた場所に、吊り標本含めて、34種類ものタカ目の標本が展示されている。
ワシやタカはもちろん、先程のコンドルも、天井から吊りさげて黒い翼を羽ばたかせた姿でここに展示されている。

獲物を捕らえる為の鋭い鉤爪、下向きに尖る細い嘴、力強そうな翼を持つ、格好いいタカ目が集まっている光景は圧巻だった。

ショップの商品も魅力

展示スペースから出てすぐの場所に、特別展のショップがある。
今回の展示の図録を始め、お菓子やアクセサリー、Tシャツ、他にも鳥をモチーフにした香水なども取り扱っていた。
 
今回私は、特別展限定で販売されているドロップスを購入。
目玉の一つとして生体復元の標本が展示されていた、カメラの枠に全体が収まらない大きな鳥類、ペラゴルニス・サンデルシの絵がプリントされている。
ソーダ風味の味でシュワシュワ感はないが、割と大きめの飴なので、予想より長めの時間飴の味を楽しめた。
 
二階にある今回の特別展限定のショップも良かったが、一階にある常設のショップのラインナップも面白かった。
こちらにはTシャツや手拭い、ポストカードや書籍など、動植物に特化したラインナップで販売されていた。
 
ここのショップでは鳥の系統樹のクリアファイルと、鳥の漢字が沢山書かれたTシャツを購入。
ちなみにこのTシャツのシリーズには他にも虫へんの漢字と、木へんの漢字のTシャツがあった。

総評

展示の説明には収斂進化(しゅうれんしんか)や、新口蓋類(しんこうがいるい)など、初めて聞く専門用語が多く、解説の内容が分からない箇所も多かった。
 
生き物好きなだけで特に詳しくもない私は最初、「大変な所に来たかもしれない」と感じたが、これは分からないと開き直って、解説の内容を全部理解しようとせずに、単純に標本を見て楽しむ事に集中した。
「この鳥の羽の色綺麗だな」、「あの鳥可愛いな」、と感じるだけでも充分楽しかった
 
他にもヨダカを見て「よだかの星のよだかってこれか~」とか、ヤマドリのオスの長い尾を見て、「百人一首のあしびきのの鳥ってこれかな?」など、初めて見る物が自分の知っている知識と繋がるのは面白かった。
自分だけの楽しみ方を見つけられたら、鳥に詳しくなくても充分面白く感じられるだろう。

今回のお供

ストッパ下痢止めEX

最近温かくなってきたが、まだ時折冷たい風が吹く事がある。
そんな気温差で、急にお腹が痛くなる事がある私がお守りとして、外出時によく持ち歩いている下痢止めだ。
水無しで飲めるので、電車の中で急に下痢が発生した時でも飲みやすいので重宝している。

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