
地球に起きた5回の大量絶滅、通称「ビッグ・ファイブ」
そこにスポットライトを当てた特別展が、東京の国立科学博物館の展示から始まり、名古屋、そして今回ついに大阪で開催された。
それぞれの時代に生きた動物や植物の化石やレプリカなどから、過去の地球に何があったのかを紐解いていく。
特別展「大絶滅展 生命史のビッグファイブ」
その感想をここに書いていこうと思う。
開催概要、会場内の様子は?
会場:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
開催期間:2026年7月17日(金)~10月12日(月・祝)
開館時間:午前9時30分~午後5時(ただし入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
ただし8月3日・8月10日は開館
行き方
会場はOsaka Metro御堂筋線「長居(ながい)」駅、南改札口3号出口から東へ約800m歩いた所にある。
駅から出た後は案内看板や、長居公園内の太い道に沿って歩いていけばすぐに会場に辿りつけたので、道に迷う心配はなかった。
会場内にはお手洗いが無いので、長居駅構内、博物館に行くまでの道にあるお手洗いか、会場の外にある二階のお手洗いを事前に利用するのをおすすめする。
しかし二階のお手洗いは二人分の便器しかなく、小さい子が集団で利用する事もあるので、タイミングによってはかなり待つ可能性がある。
熱中症対策は必須!

上の写真は、大絶滅展の行った当日の午前11時に撮った、長居公園の写真だ。
駅から会場へ向かう長居公園の道は平坦な道路になっていて、ランニングコースとして利用している人も多い。
しかし日光を遮るものが少なく、ほとんど直射日光が当たる道を歩く事になる。
上からは強い日光が肌を焼き、下からは熱されたアスファルトから熱気が放たれ、風が吹くと熱風になる。
日傘をさして直射日光を防げても、暑さで汗が吹き出し、マスクの中はドロドロになった。
それと歩いている途中、子供が親に「ふらふらする」と言っている所を見かけた。
大人よりも顔がアスファルトに近い子供は、特に熱中症になりやすいと思ったので、日傘や帽子、水分補給など、1km未満の道のりだとしても、熱中症対策は念入りにしておいた方がいいだろう。
チケット購入
当日券は大人が2000円、高大生が1500円(生徒証の提示が必要)、小中生700円。
当日券は、グッズを売っている場所と同じ部屋で販売されていた。
チケットを利用した当日に限り、自然史博物館の常設展も入場可能だ。
ちなみに会場入口付近では、音声ガイドの専用ガイド機を650円(税込)で貸し出しがされている。
ナビゲーターは、シンガーソングライターの福山雅治で、今回彼が撮影した動物の写真の展示コーナーもある。
会場内の様子は?
夏休みシーズンに入ったので、圧倒的に子連れが多い。
自由研究目的で来ている子もいるらしく、展示されている模型を熱心にスケッチしている子もいた。
子供が多く来るのを予想してか、解説文は大きめの文字で書かれていて、読みやすいように書かれている印象を受けた。
混んでいる会場内で、大人の自分の足よりも小さい子供が、足元の近くで急に動き出してぶつかりそうになって、何度もヒヤッとしたので、大人の人は自分が移動する際、足元に小さい子供がいないか一度確認してから移動するのをおすすめする。
そして子供を連れて来場した保護者の方は、他の人との事故にならないように、手を繋ぐなどして、しっかりと様子を見てあげて欲しい。
会場内は静止画撮影のみOKで、フラッシュ撮影、動画撮影は禁止。
映像展示の撮影も禁止されている。
更に今回は、大絶滅展のフレーム付きの写真が撮れる、撮影サービスがある。
5か所ある撮影スポットで撮影して、会場の出口付近の機械で現像できるので、こちらも記念として利用するのもいいかもしれない。
会場はさほど大きくなく、鑑賞時間は約1時間だった。
大量絶滅とは? ただの絶滅とどう違うの?
今回のテーマとなっている大量絶滅。
大量絶滅とは異なる多数の種類の生き物が、短期間の内に消滅する現象で、地球の生き物全種の内70~80%、時に90%もの生き物が絶滅する。
絶滅というと、生息する環境の場所が少なくなったり、人間の乱獲などで数を減らしていなくなってしまった動物をイメージするが、大量絶滅はその規模が桁違いだ。
私が印象に残った所
サカバンバスピス

SNSに投稿されたヘルシンキの自然史博物館の模型をきっかけに、一時期流行した、オルドビス紀に生きていた顎の無い魚類。
今回展示されていた復元模型は、流行していた模型よりもややリアル寄りの見た目になっていて、実物の化石標本と一緒に展示されていた。
サカバンバスピスが好きな人は、流行の元になった模型を調べてから、今回の模型と比べて違いを探すのも面白いかもしれない。
生命の声、地球の歌
特別展の会場を出てすぐ、ショップの近くに白い壁で作られた小さな展示コーナーがある。
そこには福山雅治が世界各地で撮影した動物の写真が、等間隔で並んで展示されていた。
特に印象に残っているのは、コーナーの後半に飾られていた、砂浜で産卵を終えて海に帰っていくウミガメの後ろ姿の写真と、その隣に展示されていた、孵化した子供のウミガメを狙って砂浜にやって来たクロコンドルの写真。
弱肉強食という言葉を連想させるこの2枚の写真は、ぜひともセットで見てもらいたい。
他にも色鮮やかなフラミンゴや、ハシビロコウの捕食シーンを捉えた写真など、他にも見応えある写真があったので、ショップに行く前にぜひここも見に行って欲しい。
ちなみにここは撮影禁止だったので、スマホは一時的にしまっておいた方がよさそうだった。
表紙が素敵な図録

ショップに行ったら必ず買おうと決めていた図録。
実は私が、今回の特別展を見に行きたいと思った、大きな理由の1つでもある。
そこまで図録が欲しいと思った理由は、その表紙。
大絶滅展をキラキラ光る1枚絵で表されていて、まるでスクラッチアートのように綺麗だ。
もしこの絵のパズルがあれば、追加で購入していたかもしれない。
値段は2800円(税込)。
ハードカバーでしっかりと重いので、購入を考えている人は、トートバッグを持っていくのをおすすめする。
今回のお供
塩分チャージタブレット
価格:1000円 |
熱中症予防には水分補給が欠かせない。
しかし水や麦茶だけを飲んでも、ナトリウムなどの電解質も同時に補給しないと、水分を体内に蓄えられず、かえって脱水症状を引き起こしてしまう事もある。
汗をかいたら、水分と一緒に塩分のタブレットなどで電解質も補給しておきたい。


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